株式会社ライズ
ライズのサイト表示速度加速システム
サイト表示速度の重要性
株式会社ライズの代表取締役、栗林卓也氏は、近年ではSEO対策やプロモーションと並んでWEBサイトの表示速度向上に重要な意義を見出しています。
オンライン上でもオフライン上でも、ユーザー(消費者)にとって「待たされる」という経験は非常にネガティブであり、特にデジタルの世界ではスピード感が一層重要視されています。Googleが行った2017年の調査『Find Out How You Stack Up to New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed(https://www.thinkwithgoogle.com/intl/en-ca/marketing-strategies/app-and-mobile/mobile-page-speed-new-industry-benchmarks/ )』によれば、ページの読み込みに3秒以上かかると離脱する人が半数以上に上ることが明らかになっています。
また、表示速度が1秒の場合と比べて3秒になると32%、5秒になると90%、6秒になると106%、10秒になると123%の直帰率(1ページのみ見て離脱する率)が上昇することも分かっています。直帰率の増加はコンバージョン率の低下に直結するだけでなく、ユーザーにとっても表示速度は非常に重要であることから、SEOにも大きな影響を及ぼしています。つまり、表示速度が高速化すれば検索上位に上昇し、閲覧者数と同時にコンバージョン率も向上するということです。そして、その目標とすべき速度は「0.4秒」です。
元Microsoft社副社長のハリー・シュン氏は「表示速度の0.25秒の差が競争優位性と密接に関連している」と述べています。言い換えれば、0.4秒以内の高速な表示が競争力を持つための土俵に立つことを意味し、更なる高速化によって他のサイトと差別化できるということです。このように、ビジネスにおける表示パフォーマンスの重要性と緊急性が示されています。
表示速度が遅くなる理由
サイト表示速度が低下する主な要因は、サイトデザインと、例えば商品販売サイトならば検索機能などです。
過剰なビジュアル追求による画像サイズやファイル形式、アニメーション、フォントなどはサイト表示を重くします。商品販売サイトなどの場合は検索機能が原因で表示速度が低下することがあります。商品検索や商品情報閲覧、在庫情報の更新などの処理によって負荷が集中し、その解決策として検索エンジンサービスやデータの外部委託などが取られています。
ライズの取組み
サイト表示速度の重要性に対応し、高速化のための技術は日々進化しています。
しかし、栗林卓也氏は、最先端の技術をすぐに導入することは容易である反面、実装のリスクが高く、仕様変更による大規模な修正が必要なケースが多いため、現実的ではないと述べています。
株式会社ライズはWEBデザインにおいてデザイン性と表示速度を両立させるだけでなく、データ圧縮、検索機能、サーバーなど、多方面からアプローチし、総合的に最適な技術を選択・提案しています。